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大谷翔平に最強二遊間が爆笑 塁上で生まれた交流に米記者関心「絶対に面白い会話だ」【9月の二刀流】

米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手はここまで投手として9勝、打者として45本塁打。トップと3本差となっている本塁打王争いも、残り3試合となっている。今回は「9月の二刀流」と題し、終盤戦の印象的なシーンを振り返る。10日(日本時間11日)のアストロズ戦では44号ソロを放ったが、この試合では塁上で相手二遊間の選手と談笑。人気ぶりが敵軍にも浸透している様子が見られた。

エンゼルスの大谷翔平【写真:AP】
エンゼルスの大谷翔平【写真:AP】

9月の躍動を振り返る、44号を放った試合での談笑が注目

 米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手はここまで投手として9勝、打者として45本塁打。トップと3本差となっている本塁打王争いも、残り3試合となっている。今回は「9月の二刀流」と題し、終盤戦の印象的なシーンを振り返る。10日(日本時間11日)のアストロズ戦では44号ソロを放ったが、この試合では塁上で相手二遊間の選手と談笑。人気ぶりが敵軍にも浸透している様子が見られた。

 大谷を中心に笑顔が広がった。四球で出塁し、二塁に進塁した3回2死一、二塁の場面だ。相手バッテリーがタイムを取ると、二塁手のホセ・アルトゥーベ内野手が二塁走者の大谷のもとに歩み寄った。これに遊撃手のカルロス・コレア内野手も加わる。腕を組んだ大谷と談笑し、最後は大谷の一言にアルトゥーベが大笑い。微笑ましいひと幕だった。

 アルトゥーベといえば、ワールドシリーズ制覇した2017年のシーズンMVPを獲得したスター選手。コレアも2012年ドラフト全体1位でアストロズに入団し、チームを牽引している遊撃手だ。地元紙「ヒューストン・クロニクル」のアストロズ番、チャンドラー・ローマ記者もツイッターで「カルロス・コレア、ホセ・アルトゥーベ、ショウヘイ・オオタニが二塁付近で話している。絶対に面白い会話だろう」と関心を寄せていた。

 またAP通信によると、試合後にコレアは大谷について言及。「彼はスペシャルな打者であり、スペシャルな選手だ」「タイミングの取り方が上手い。打席ではシンプルなんだ。余計なことは何もしていない。それが、彼が素晴らしい選手である所以だ」と称賛したという。

 大谷が出塁すると、守備側の相手野手が話しかけ、談笑するシーンは今季多く見られている。関心が選手の間でも高まっていることの裏返しだろう。今季も残り3試合。歴史的なシーズンを最後まで目に焼き付けたい。

(THE ANSWER編集部)

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