V2狙う原英莉花、同組・渋野日向子と仲良く4位発進 「強い気持ちで戦っています」
女子ゴルフの国内メジャー・日本女子オープンは30日、栃木・烏山城CC(6550ヤード、パー71)で開幕した。昨年女王の22歳・原英莉花(日本通運)は4バーディー、1ボギーの68で回り、3アンダーの4位で連覇に向けて好発進した。上田桃子(ZOZO)が5アンダーで単独首位。
日本女子オープン開幕
女子ゴルフの国内メジャー・日本女子オープンは30日、栃木・烏山城CC(6550ヤード、パー71)で開幕した。昨年女王の22歳・原英莉花(日本通運)は4バーディー、1ボギーの68で回り、3アンダーの4位で連覇に向けて好発進した。上田桃子(ZOZO)が5アンダーで単独首位。
原は5番パー5、残り128ヤードの第3打を3メートルにつけてバーディー。10番ではスライスラインとなった6メートルのバーディーパットを沈め、ガッツポーズを作った。14番パー5は3オン1パットのバーディー。490ヤードの難関17番パー4は6メートルのフックラインをねじ込み、1つ伸ばしてみせた。
「ピンポジションは手前が多くて、グリーンも砲台なので距離が合わせづらかったのとティーショットがなかなかフェアウェーをとらえられなくて、バーディーチャンスにつけられなかった事が残念です」
この日は同じ黄金世代の渋野日向子(サントリー)、今季8勝で賞金ランクトップの稲見萌寧(都築電気)と同組。渋野も同じ4位発進となり、原は「凄くいいところで回らせてもらっている。ギャラリーの方もたくさんいらっしゃって応援していただいて背中を押されながら頑張れた」と吐露。昨年優勝時はコロナ禍で無観客だっただけに「ナイスと言われると気持ちも上がるから楽しかったです」と振り返った。
過去の日本女子オープンの連覇は樋口久子、畑岡奈紗の2人だけ。22歳の女王は「しっかり優勝を目標に強い気持ちで戦っています。あとは調子と状況判断とか考えながら、しっかり成長した姿を見せられたらと思います」と気合を入れた。
(THE ANSWER編集部)