日本フェンシング初の五輪姉妹出場 東晟良は3度目Vならず「勝つことを意識したい」
フェンシングの全日本選手権個人戦は18日、東京・駒沢体育館で最終日の第3日が行われ、女子フルーレでは東京五輪代表の22歳・東晟良(せら・日体大4年)が準々決勝で敗れた。3年ぶり3度目の日本一はならず。11月6日の決勝は、姉・莉央(明治安田生命)と上野優佳(中大2年)が対戦する。
フェンシング全日本選手権
フェンシングの全日本選手権個人戦は18日、東京・駒沢体育館で最終日の第3日が行われ、女子フルーレでは東京五輪代表の22歳・東晟良(せら・日体大4年)が準々決勝で敗れた。3年ぶり3度目の日本一はならず。11月6日の決勝は、姉・莉央(明治安田生命)と上野優佳(中大2年)が対戦する。
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女王奪還はならなかった。2回戦から登場した晟良は接戦をものにしたが、準々決勝で同じ日体大の伊達京に11-15で敗戦。「今日はベスト8で負けてしまって、決勝に行けなかったのが凄く悔しいです。調子はここ数日上がってきた。アップも調子が良くて、悪くはなかったです」と振り返った。
東京五輪は1学年上の姉・莉央とともに出場。日本フェンシング界初の姉妹出場を果たしたものの、個人戦はともに初戦敗退だった。団体では6位入賞に貢献し「五輪後は時間が空いたので、心も体も休んでから切り替えた」と1か月近く休養をとったという。
この日は6月に就任した日本フェンシング協会の武井壮会長も見守った。24年パリ五輪のメダル獲得へ向けて再始動したばかり。晟良は「試合に負けてばかりなので、勝つことを意識して頑張りたい」と飛躍を目指す。
(THE ANSWER編集部)