試合中にファンと交流した大リーガーに米称賛 がん闘病中の少年に「アドバイス頼む」
米大リーグで、球場に招待したがん闘病中の少年と試合中に交流する選手の神対応に称賛が起きている。ネクストバッターズサークル付近から、客席最前列に座った男の子に「試合中、話しかけるからね」「アドバイスあれば頼むよ」などと呼びかけた。実際の様子をMLB公式ツイッターが公開し、「選手としても人間としても殿堂入りだ」などの声が上がっている。
レッズのボットが闘病中の少年を招待&交流「もしアドバイスあれば頼むよ」
米大リーグで、球場に招待したがん闘病中の少年と試合中に交流する選手の神対応に称賛が起きている。ネクストバッターズサークル付近から、客席最前列に座った男の子に「試合中、話しかけるからね」「アドバイスあれば頼むよ」などと呼びかけた。実際の様子をMLB公式ツイッターが公開し、「選手としても人間としても殿堂入りだ」などの声が上がっている。
粋な対応が称賛されているのは、レッズのベテラン選手ジョーイ・ボット内野手だ。MLB公式ツイッターでは、バットを持ったボットが客席最前列にいる少年に話しかける映像を公開。試合序盤、打席が回ってくる前のようで「会えてうれしいよ。来てくれてありがとう。試合中、ずっと話しかけるからね。そこにいるんだよ。ずっと話すから」とネット越しに語り、さらに「もし、アドバイスがあれば頼むよ」とにこやかに話しかけた。
MLB公式サイトの記事によると、先週の試合の出来事といい、ボットががんと闘うエバン・ローチ君を招待したという。「ジョーイ・ボットはフィールド内外で英雄だ」と記したMLB公式ツイッターの投稿には「美しい」「一流だ!」「素晴らしいね」「彼は最高だよ」「思いやりだね」「プロ中のプロだ」「選手としても人間としても殿堂入りだ」と称賛の声が上がっていた。
カナダ出身のボットは2002年ドラフト2巡目で入団し、07年にメジャーデビューして以来、レッズ一筋。2010年のシーズンMVP、オールスター出場6度、さらにリーグ最高出塁率を7度もマークした球団を代表するレジェンドだ。殿堂入りを推す声もある今年37歳の名手は、プレーのみならず、その振る舞いでも高い評価を受けていた。
(THE ANSWER編集部)