43号大谷翔平、右も左も関係ない打棒 完投スアレスは「この世のものではない」と絶賛
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、レンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場。6回の第3打席に43号3ランを放つなど、4打数2安打3打点。チームの4-1の勝利に貢献した。右翼席へ飛距離426フィ―ト(約129.8メートル)の豪快な一発には複数の米メディアが注目。観客席から「MVP」コールが巻き起こったことを伝えたほか、課題とされていた左投手からも今季は16本の本塁打を放っていることを紹介している。
レンジャーズ戦で43号3ラン、MLB最多をキープ
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、レンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場。6回の第3打席に43号3ランを放つなど、4打数2安打3打点。チームの4-1の勝利に貢献した。右翼席へ飛距離426フィ―ト(約129.8メートル)の豪快な一発には複数の米メディアが注目。観客席から「MVP」コールが巻き起こったことを伝えたほか、課題とされていた左投手からも今季は16本の本塁打を放っていることを紹介している。
もはや風格を感じさせる一発だ。6回無死一、二塁の場面。大谷は相手左腕アラードが投じた88マイル(約141.6キロ)の甘い球を振り抜いた。高々と上がった打球は歓声の中、右翼席へ着弾。リードを広げる43号3ランとなった。米実況席も「It is Show time!」と興奮気味。大谷は表情を変えずにホームインした。
この一発にはMLB公式サイトも「オオタニが43号を放ち、MLBトップをキープ」と見出しを打って記事を掲載。「これはオオタニが左腕から放った16本目の本塁打となり、右腕からは27本放っている。驚くべきことに今季のオオタニは左投手に対する長打率が向上している」と伝えた。
今季は右投手から298打数で27本塁打を放っているのに対し、左投手からも160打数で16本塁打。長打率と出塁率を足し合わせた数値であるOPSは、右投手.978、左投手.972と遜色ない数字になっている。