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新垣比菜、3年ぶり2勝目へ暫定首位 賞金65位からシード権死守へ「焦りはあります」

女子ゴルフの国内ツアー・ゴルフ5レディス第2日が4日、三重・ゴルフ5C四日市C(6563ヤード、パー72)で行われ、悪天候によるコースコンディション不良のためサスペンデットとなった。2打差の5位で出た新垣比菜(ダイキン工業)は7バーディー、1ボギーで回り、残り1ホールで終了。ホールアウトした吉本ここね(不二サッシ)、15番まで終えた大里桃子(伊藤園)に並ぶ通算10アンダーで暫定首位に浮上した。

新垣比菜【写真:Getty Images】
新垣比菜【写真:Getty Images】

ゴルフ5レディス

 女子ゴルフの国内ツアー・ゴルフ5レディス第2日が4日、三重・ゴルフ5C四日市C(6563ヤード、パー72)で行われ、悪天候によるコースコンディション不良のためサスペンデットとなった。2打差の5位で出た新垣比菜(ダイキン工業)は7バーディー、1ボギーで回り、残り1ホールで終了。ホールアウトした吉本ここね(不二サッシ)、15番まで終えた大里桃子(伊藤園)に並ぶ通算10アンダーで暫定首位に浮上した。

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 新垣が久々に優勝争いに加わってきた。前半で2つ伸ばすと、後半13番は7メートルのロングパットを沈めてバーディー。14番は残り135ヤードから1メートル半につけて伸ばした。15番も4メートルのパットを入れて3連続バーディー。17番は10ヤードのアプローチを入れてチップインバーディーだった。最終18番、残り約160ヤードの第2打を打つ前に雷雲接近のため、競技を中断。そのまま再開されることはなかった。

「今日はパットが後半に入ったのでよかった。ショットも後半に入って段々といい感触になってきた。(18番まで)終わっておきたかった気持ちもあります」

 1998年生まれの黄金世代。トップアマとして活躍し、2018年には同世代のプロテスト合格組で一番乗りの初優勝を果たした。同年賞金ランクは23位。19年も27位でシード権を獲得したが、20-21年統合シーズンは予選落ち12回。今年7月は4戦連続だった。

 パット、ショットともに調子を上げられない苦しいシーズン。アドレスの向きを変えるなど試行錯誤してきた。「同級生の活躍は凄いなって思っていたけど、上の方も、後輩も凄くたくさんいて優勝している。自分の世代に限らず凄いなって思います」と他の選手の活躍を気にしながらも、自分の調子を戻すことに集中。22歳は課題と向き合ってきた。

 今季の賞金ランクは65位。シード権獲得が微妙なラインとなり「(焦りは)あります。予選落ちが続いて、今もシード圏内に早く入りたいとは思う。けど、ショットとか一つ一つの内容がうまくいかない状況です」と吐露。第2ラウンド(R)残り1ホールと最終Rに向けて「明日は(残した)18番があるので、それが何で上がれるか次第で変わると思います。今日みたいに気持ちよくできればいいなと思います。最近の調子では優勝できるレベルではなかった。楽しくリズムよくするのが目標です」と冷静に語った。

(THE ANSWER編集部)


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