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悔しい自己最高の3位 22歳山路晶は初V届かず「もったいない部分いっぱい。難しい」

女子ゴルフの国内ツアー・ニトリレディス最終日が29日、北海道・小樽CC(6695ヤード、パー72)で行われた。2位で出たツアー未勝利の22歳・山路晶(森六グループ)は4バーディー、5ボギーの73で回り、通算12アンダーで首位と4打差の3位。自己最高位となったが、1998年度生まれの黄金世代10人目の優勝には届かなかった。稲見萌寧(都築電気)が16アンダーで逆転優勝。

通算12アンダーで首位と4打差の3位となった山路晶【写真:浜田洋平】
通算12アンダーで首位と4打差の3位となった山路晶【写真:浜田洋平】

ニトリレディス最終日

 女子ゴルフの国内ツアー・ニトリレディス最終日が29日、北海道・小樽CC(6695ヤード、パー72)で行われた。2位で出たツアー未勝利の22歳・山路晶(森六グループ)は4バーディー、5ボギーの73で回り、通算12アンダーで首位と4打差の3位。自己最高位となったが、1998年度生まれの黄金世代10人目の優勝には届かなかった。稲見萌寧(都築電気)が16アンダーで逆転優勝。

 山路はヨネックスレディス以来2か月半ぶりの最終日最終組。前回は1つ落として9位に終わり、今回も初優勝に届かなかった。1、6、10番でバーディーを奪ったが、いずれも直後のホールでボギー。リズムに乗れない展開が続いた。第3日終了後に「常に優勝を目指している」と話していただけに悔しい自己最高位。優勝争いをこう振り返った。

「もったいないところがいっぱいあった。やっぱりアプローチ、パットが今日は良くなかった。風が吹くと結構ティーショットとかも大事になってくるので、そこが今日はダメだったと思う。難しかったですね」

 渋野日向子らと同じ1998年度生まれの黄金世代だが、ストレートでプロテストに合格した勝みなみ、新垣比菜らより2年遅い2019年の合格。ルーキーイヤーの昨年は最高4位に入った。今年はトップ10が5度。今季のドライバー平均飛距離255.42ヤードは全体4位の飛ばし屋で、イーグル数10はトップだった。

 5月のリゾートトラストレディスでは第2日に1日2度のホールインワン。ツアー史上初の快挙を達成した。周囲には祝福されたが、2打足りずに75位で予選落ち。今後に向けて「昨日、一昨日みたいにいっぱいバーディーを獲って攻めのプレーをずっとやっていけたらなと思います。次に生かせたら」と前を向いた。

(THE ANSWER編集部)


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