「怒れる猫はオランダで学んだ」― 小平奈緒、“第二の母国”も続々特集
平昌五輪のスピードスケート女子500メートルで金メダルを獲得した小平奈緒(相沢病院)。36秒94の五輪新記録で果たした快挙に対し、14年ソチ五輪後に2年間、武者修行したスピードスケートの“王国”オランダメディアも次々に小平を特集。「怒れる猫」という異名で愛された日本人を紹介している。
2年間、武者修行した“王国”オランダも続々特集「スーパータイムで金メダル掴む」
平昌五輪のスピードスケート女子500メートルで金メダルを獲得した小平奈緒(相沢病院)。36秒94の五輪新記録で果たした快挙に対し、14年ソチ五輪後に2年間、武者修行したスピードスケートの“王国”オランダメディアも次々に小平を特集。「怒れる猫」という異名で愛された日本人を紹介している。
「日本のコダイラがスーパータイムで500メートル金メダルを掴む」と特集したのはオランダ地元紙「アルゲメン・ダグブラッド」だった。
小平はソチ五輪で500メートルで5位、1000メートル13位に終わった後、一念発起。オランダに武者修行に出た。記事では、五輪金メダルに3度輝いたオランダの英雄で、マリアンヌ・ティメルさんら指導者の門を叩き、小平には同門のアイドルがいたことを紹介している。
「彼女はフリース語を学んだ。当時のチームメートで小平のアイドルだったマーゴット・ボーアがやってたことを何でも真似した。ボーアの方が身長も頭一つ大きかったにも関わらずだ」
フリースランド地方で使われる言語を学んだ小平にとって、ソチ五輪の500、1000メートルでともに銅メダルを獲得したボーアは身長180センチを誇ったが、トレーニングを手本にしていた修行時代を紹介している。