縁起のいい“勝印”のアイテムでV争い 4位勝みなみ「これめっっっちゃ見やすい」
女子ゴルフの国内ツアー・ニトリレディス第2日が27日、北海道・小樽CC(6695ヤード、パー72)で行われた。2位で出たツアー通算5勝の勝みなみ(明治安田生命)が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算8アンダーで首位と3打差の4位とした。韓国の全美貞(フリー)が11アンダーで単独首位。
ニトリレディス第2日
女子ゴルフの国内ツアー・ニトリレディス第2日が27日、北海道・小樽CC(6695ヤード、パー72)で行われた。2位で出たツアー通算5勝の勝みなみ(明治安田生命)が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算8アンダーで首位と3打差の4位とした。韓国の全美貞(フリー)が11アンダーで単独首位。
勝が上位で決勝ラウンド進出を決めた。3番は145ヤードから1メートルにつけてバーディー。6番も92ヤードから70センチにつけて伸ばすと、9番パー5は残り25ヤードのアプローチを2メートルに寄せてバーディーを奪った。14番は3メートル、17番は2メートルにつけ、着実に伸ばしていった。今大会では2017年のプロ転向後、初の予選通過だ。
「予選通過して4日間戦いたいと母と話していたけど、こんな位置で通れると思っていなかった。今日もティーショットが凄く安定していた。パットも12番のボギー以外はいいパット。少しずつ全体的によくなってきている」
前週の初日に左足首を痛め、「できるところまでやろうと思ってやった結果、悪くなっていく一方。それで土日は安静にしていた」と12ホールを終了時に棄権。今週はサポーターを巻いて出場した。「いつもよりちょっと踏ん張れないので、飛距離が若干落ちる」としながらも、「ほとんど痛みはない」と上位にくらいついている。
縁起の良い名前にあやかった“ラッキーアイテム”を手に入れた。原英莉花(日本通運)が使用していたのは、名前のイニシャル「E」を型取りしたボールマーカー。キャディーから「勝」でも作れることを聞くと、早速オーダーした。2週前の試合からオレンジ色の逸品を手にプレー。「これめっっっちゃ見やすくて、グリーンのどこからでも見えるんです」と笑顔を見せた。
同じ週からパターも変更し「打った感じが凄くよくてストロークも安定している。ショートパットも思ったところに打てて再現性が高い。ほとんど思ったところに出ます」とスコアメイクを助けた。今年は5月に2年ぶりの優勝。決勝ラウンドへ「(優勝したい気持ちは)そりゃもちろん凄くありますけど、今のゴルフをしてとりあえず自分がやるべきことをやれば上位に行けるし、結果もついてくる。ゴルフを楽しみたい」と意気込んだ。
(THE ANSWER編集部)