大谷翔平を「見なければ後悔する」 米コラムニストがライバル球団ファンへ異例呼びかけ
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、タイガース戦で「1番・指名打者」で先発し、3打数2安打1打点、2四球を選び計4度出塁。チームの13-10での逆転勝利に貢献した。打撃ではメジャートップの40本塁打、リーグトップと1打点差の88打点、投手としても、8勝1敗、防御率2.79と二刀流での躍動に、米コラムニストは「スポーツ史上最も偉大なシーズンに行き着くだろう」と大絶賛している。さらに同じロサンゼルスを本拠地とするドジャースファンにも異例の呼びかけをしている。
米コラムニストが主張「スポーツ史上最も偉大なシーズンに行き着くだろう」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、タイガース戦で「1番・指名打者」で先発し、3打数2安打1打点、2四球を選び計4度出塁。チームの13-10での逆転勝利に貢献した。打撃ではメジャートップの40本塁打、リーグトップと1打点差の88打点、投手としても、8勝1敗、防御率2.79と二刀流での躍動に、米コラムニストは「スポーツ史上最も偉大なシーズンに行き着くだろう」と大絶賛している。さらに同じロサンゼルスを本拠地とするドジャースファンにも異例の呼びかけをしている。
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40号本塁打と8回1失点という投打での躍動から一夜明けても、大谷はマルチ安打の活躍で大逆転勝利に貢献した。米スポーツ専門局「ESPN」などでコラムニストとして活躍するアラシュ・マーカジ記者は自身のメディア「モーニング・コラム」で「ロサンゼルスはオオタニマニアに乗ずる必要がある」と特集している。
記事では、ロサンゼルス・エンゼルスという球団名だが、実際はロサンゼルス郡ではなく、オレンジ郡のアナハイムに位置している地理的状況を説明。当初は「アナハイム・エンゼルス」という球団名だった経緯もあり、「ロサンゼルスのスポーツファンの大半は、エンゼルスをロサンゼルスのチームと考えていない。ロサンゼルスのスポーツファンはオオタニの活躍を認識しているが、関心的に言えばサンディエゴかサンフランシスコで行われている程度」と分析している。
だが、今シーズンは事情が違うという。「今年は通常のシーズンではない。オオタニは普通の選手から最も程遠い存在だ。オオタニはフィールド上で誰も成し遂げたことのないことを続けている。2度と実現できないかもしれない」と指摘。今季記録している二刀流の偉業の数々を紹介し、「我々がオオタニから目撃しているものは、メジャー史で最も偉大なシーズンに留まるものではなく、スポーツ史で最も偉大なシーズンに行き着くことになるだろう」と大絶賛している。
名物コラムニストも大谷の魅力に取りつかれているようで、「トラウトの離脱で、エンゼルスはワンマンショーになってしまったが、それでもこの街で最も偉大なショーなのだ。エンゼルスファンでなかったとしても、もしも、目撃のチャンスがあるのに、歴史的なシーズン終了までにオオタニを見にいかなければ、自分自身にひどい仕打ちをしていることを意味する」とまだ言い切っている。
ロサンゼルスからエンゼルスタジアムまでの移動にかかる費用や入場料の手頃さを紹介しながら、「私も普段ならドジャースファンに対し、エンゼルス戦観戦のためにロサンゼルスからアナハイムに移動することをお勧めしない。だが、オオタニと彼の魔法のシーズンは全くもって普通ではありえない。実際に観戦するチャンスを掴まなければ、あなたは後悔することになる」と異例の主張を展開していた。
(THE ANSWER編集部)