出場危機ジャマイカに救いの神 ビール会社がソリ支援に名乗り「代金つけておいて」
ビール会社が「代金をつけておいて」と名乗り、チーム公式「我々を助けて」と返信
ジャマイカチームのソリは日本でも注目されていた。日本の町工場が製作した“下町ボブスレー”を使用する契約を結んでいたが、土壇場で反故にするというお騒がせぶりだった。
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ソリがなければ出場できない。そんな「レゲエガールズ」に救いの手を差し伸べたのは、ジャマイカ発祥のビール会社だった。
米国に拠点を置く「レッド・ストライプUSA」は公式ツイッターで「ノー・ボブスレー・ノー・プロブレム(ボブスレーがなくても大丈夫)。もし、新たなジャマイカ代表にソリが必要なら、レッドストライプに(代金を)つけておいて欲しい。ダイレクトメールを送ってくれれば、連絡します」と発信し、支援に名乗り。ジャマイカのボブスレーチーム公式アカウントも「我々を助けるために連絡をください。ダイレクトメールが開けないので、連絡先を教えてください」と返信した。
地元発祥のビール会社が救いの神になろうとしている。史上初の挑戦を手助けする粋な計らいで、ジャマイカ女子チームの積年の努力は報われるのか。女子ボブスレー2人乗りは20日に1回戦を迎える。
(THE ANSWER編集部)