錦織よ、もっと前へ― 伝説の“悪童”マッケンローが送ったアドバイス
錦織「もっと努力しなければいけないプレッシャーを感じています」
錦織自身も「もっと努力しなければいけないプレッシャーを感じています。でも、いいモチベーションを与えてくれる。多くの怪我をしてきた。コート外でも多くの努力をしなければいけなかった。でも、今も努力を続けている」と語ったことを伝えている。ドンスコイ戦では冴え渡るストロークに加え、ネットに出て圧力を強める場面も散見された。
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マッケンロー氏の助言を受けた格好の錦織は、コンディションを高めながらも順位も上げるという作業を併行して行うことになる。
「バランスを維持することはとても難しいです。もし、トップ3か4に入れなければ、数多くのトーナメントに参加しなければいけない。多くの選手は昨年故障した。しかし、それを受け入れながら、毎週フィジカルの強化も続けなければなりません」
錦織はこうも語っていたという。古傷の状態をケアしながら、同時に連戦の負担に耐え、肉体強化も続けるという道で上昇を目指している日本のエース。レジェンドから金言を追い風に、かつての高みにたどり着くことができるのか。
(THE ANSWER編集部)