ホワイト、“涙の逆転V”に全米感動「超大作のシナリオ」「人生で一番泣き叫んだ」
平昌五輪は14日、スノーボード男子ハーフパイプ決勝が行われ、“カリスマ”ショーン・ホワイト(米国)が97.75点をマークし、2大会ぶり3度目の金メダルを獲得した。全体最終で登場した最終試技でトップだった平野歩夢(木下グループ)を完璧な演技で逆転し、涙の逆転Vを飾った。感動的なシーンに対し、米メディアも「ショーンが我々を泣かせ続ける」などと速報し、母国のファンに「これは映画に決まっている」「超大作のシナリオだ」「人生で一番泣き叫んだ」と涙を呼んでいる。
最後の最後に平野を逆転で2大会ぶり金メダル…米ファン涙「超大作のシナリオだ」
平昌五輪は14日、スノーボード男子ハーフパイプ決勝が行われ、“カリスマ”ショーン・ホワイト(米国)が97.75点をマークし、2大会ぶり3度目の金メダルを獲得した。全体最終で登場した最終試技でトップだった平野歩夢(木下グループ)を完璧な演技で逆転し、涙の逆転Vを飾った。感動的なシーンに対し、米メディアも「ショーンが我々を泣かせ続ける」などと速報し、母国のファンに「これは映画に決まっている」「超大作のシナリオだ」「人生で一番泣き叫んだ」と涙を呼んでいる。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
だから「レジェンド」と呼ばれる。ホワイトはまさに王者にふさわしい技術力と精神力で3個目の金メダルを獲得した。2本目に珍しく転倒し、迎えた3本目。95.25点をマークしていた平野を超えるにはミスは許されない。しかも、全体最終試技。にもかかわらず、31歳は完璧なエアを炸裂させた。
表示されたスコアは「97.75」――。最後の最後で掴み取った金メダル。その瞬間、熱狂した会場の中で“カリスマ”の目から涙がこぼれ落ちた。母国でも人気を誇るホワイトの劇的な逆転劇に対し、母国の米メディアも騒然となり、続々と速報している。
五輪を中継するテレビ局「NBCスポーツ」は公式ツイッターで「完全無欠のカムバック」と速報した後、「感情のすべて」と歓喜に暮れるホワイトの姿を紹介。さらに続けて「ショーンが我々を泣かせ続ける」「私たちは泣いてないからな、泣いているのは君だからな!」と感情的につづり、感動を表現した。