「伝説」「規格外」 進化する4年目大谷翔平を米メディアはどう伝えたのか
メジャー移籍なら契約は田中将大超え?
今夏の「マツダオールスター 2016」第1戦で「ホームランダービー」を初制覇した際にはMLB公式動画サイト「Cut4」が特集記事を掲載。大谷は準決勝で山田哲人(ヤクルト)を6-5で退けると、柳田悠岐(ソフトバンク)との決勝ではあと1アウトで敗退が決まるところから2連発して3-2。投手登録ながらも、両リーグの強打者を抑えて初優勝を飾った。これに関し、「Cut4」は「ピッチャーとDHを兼任する日本のスーパースター、ショウヘイ・オオタニがホームランダービーに勝利したところを見よ」との見出しでレポートし、22歳について「規格外」と評した。
また、同サイトでは大谷が9月に日本最速の164キロを記録した際も特集記事を掲載。「必見 日本の二刀流のスーパースター、ショウヘイ・オオタニがNPB史上最速のボールを投げる」とのタイトルで伝え、「二刀流のセンセーション」と称賛した。これまでも「Cut4」は大谷の動向を動画とともに紹介しており、常に熱視線を送っている様子がうかがえる。
メジャー移籍が実現した際の契約規模について言及したのは米CBSスポーツだった。大谷が164キロを記録したタイミングで、電子版で特集記事を掲載し、その中で「そう遠くはない将来、もしかすると今オフ、日本ハム・ファイターズのショウヘイ・オオタニを取り巻く入札戦争が起こるかもしれない。大リーグの球団は、彼がポスティングにかかる日を指折り待ち望んでいる」とレポート。その契約規模について田中将大投手が2013年オフにヤンキースと結んだ7年総額1億5500万ドル(約157億円)を上回る可能性もあると予想した。