【バドミントン】「世界はそんなに甘くない」― タカマツペア、準Vからの再出発誓う
松友「練習不足」、高橋「デンマークペアと当たったら勝ちたい」
「ファイナルセットにいくと不利になると。デンマークは(準決勝で)ファイナルセットを制して勝っているので、絶対に乗るんだろうなという怖さがありました」。高橋がそう予期していた通り、デンマークペアの力強いショットの前に後手に回った。
松友は敗戦の要因をこう端的に表現する。「相手の方がパフォーマンスはよく、やられてしまう形になりました。練習不足でした。だからこそ、練習しないといけないです。世界はそんなに甘くないとデンマークペアに教えてもらいました」。
それでも高橋は「その中でも、プレーしてみると自分たちのいいプレーもありましたし、負けてはしまったんですけど、短い時間での調整でここまで来れてよかったと感じます」と手応えもつかんだ様子。「自分たちやデンマークペアはメダルを取った後の試合で、メダリストとしての強さは示せました」とメダリストとしての自覚を感じさせる言葉もあった。
タカマツペアの次戦は10月のデンマーク・オープンとなる予定。「デンマーク、(その翌戦の)フランスでは勝ちたいという気持ちで。デンマークペアと当たったら勝ちたいなと思います」(高橋)、「先輩の言ったようにリベンジできるように2人で頑張っていきたいです」(松友)と次なる戦いを見据えていた。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
ジ・アンサー編集部●写真 photo by The Answer