「信じられないものを見た」 全英OPで生まれた絶妙“Uターンアプローチ”に海外喝采
男子ゴルフの海外メジャー・全英オープンが15日、英イングランドのロイヤルセントジョージズGCで開幕。ルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)が64で回り、6アンダーで単独首位発進を決めた。4番ではグリーン脇のラフから明後日の方向に打ちながら、傾斜でピンに寄せる絶妙なアプローチを披露。PGAツアーの公式インスタグラムが実際の映像を公開すると、「信じられないものを見た」などと海外ファンの称賛を浴びている。
首位発進ウェストヘーゼンが絶妙なアプローチ披露
男子ゴルフの海外メジャー・全英オープンが15日、英イングランドのロイヤルセントジョージズGCで開幕。ルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)が64で回り、6アンダーで単独首位発進を決めた。4番ではグリーン脇のラフから明後日の方向に打ちながら、傾斜でピンに寄せる絶妙なアプローチを披露。PGAツアーの公式インスタグラムが実際の映像を公開すると、「信じられないものを見た」などと海外ファンの称賛を浴びている。
南アの名手が絶妙なアプローチで魅せた。グリーン脇のラフからのアプローチ。ピンはすぐそこだが、ウェストヘーゼンが体を向けたのは縦に長いグリーンの奥の方向だ。ピンに対して背中を向けるような体勢でウェッジを振ると、ふらりと上がったボールはカラー部分に着弾。そこから急激に方向転換し、ピン方向へと転がっていった。
ぐんぐんピンへと寄っていく。傾斜とラインを読み切った絶妙な寄せで、約50センチにつけ見事にパーをセーブした。PGAツアーは「このような工夫もあって、ルイ・ウェストヘーゼンはリードしている」と文面に記して映像を投稿。これに海外ファンは拍手を送っている。
「嘘みたい」
「魔法だ」
「なんというショットだ」
「ヤバい」
「ビデオゲームの世界」
「素晴らしいショット」
「信じられないものを見た」
38歳のウェストヘーゼンは現在世界ランク13位。2010年の全英オープンでメジャー初制覇を飾っている。先月の全米オープンでは2位。東京五輪は欠場を表明している。
(THE ANSWER編集部)