大谷翔平、歴史的な160km連発 米記者は騒然「HRダービー翌日に先発投手として…」
米大リーグのオールスターゲームが13日(日本時間14日)、ロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドで行われ、エンゼルスの大谷翔平投手は「1番・DH」で先発。特別ルールでマウンドにも上がり、1回を無失点に抑えた。米記者からは続々と驚きの声が上がっている。
先発投手が100マイル超投げるのは2018年以降で2人目
米大リーグのオールスターゲームが13日(日本時間14日)、ロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドで行われ、エンゼルスの大谷翔平投手は「1番・DH」で先発。特別ルールでマウンドにも上がり、1回を無失点に抑えた。米記者からは続々と驚きの声が上がっている。
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大谷が剛速球で魅せた。初回2死でアレナド(カージナルス)と対戦。1ボール2ストライクからの4球目で最速100.2マイル(約161.3キロ)を記録すると続く5球目はボールとなったが、外角に99.7マイル(約160.4キロ)の剛速球を投げ込んだ。最後は本塁打王3度を誇るアレナドを遊ゴロに打ち取り、3者凡退でマウンドを降りた。
160キロ超を連発した実際の映像を米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」の番組「トーキン・ベースボール」が公開。ツイッター上の米記者も続々と感嘆しつつ、速報している。
米紙「USAトゥデー」のボブ・ナイチンゲール記者は「ア・リーグの指名打者であり先発投手でもあるショウヘイ・オオタニは連続100マイルを投じて初回を切り抜けた」と記せば、米データサイト「ファングラフス」のデバン・フィンク記者も「ショウヘイ・オオタニはHRダービーで飛距離500フィート以上の本塁打を6本放ち、その翌日のオールスターゲームで先発投手として、100マイルを投じた」とホームランダービー翌日の投手としての躍動を伝えた。
米カリフォルニア州地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のジェフ・フレッチャー記者は「(100マイルを投じたことについては)1イニングと分かっていた中で、ショーを開演させたかったのだろう」と大谷の狙いを推測していた。
またMLB公式サイトのデータ解析システム「スタットキャスト」担当のデビッド・アドラー記者は「スタットキャストが導入されてから、オールスターで100マイル以上の球を投じた先発投手はオオタニと2018年のクリス・セールしかいない」と歴史的な剛速球だったと紹介している。
(THE ANSWER編集部)