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33歳若林舞衣子、出産後初Vに王手 「夫は文句言わず送り出してくれる。結果で返す」

女子ゴルフの国内ツアー、ニッポンハム・レディスは10日、北海道・桂GC(6763ヤード、パー72)で第3日が行われた。全組が競技を終え、首位と3打差の4位で出たツアー通算3勝の“ママさんゴルファー”若林舞衣子(ヨネックス)が6バーディー、ボギーなしの66で回り、通算11アンダーで単独首位に浮上した。堀琴音(ダイセル)が2打差の2位。

通算11アンダーで単独首位に浮上した若林舞衣子【写真:Getty Images】
通算11アンダーで単独首位に浮上した若林舞衣子【写真:Getty Images】

ニッポンハム・レディス第3日

 女子ゴルフの国内ツアー、ニッポンハム・レディスは10日、北海道・桂GC(6763ヤード、パー72)で第3日が行われた。全組が競技を終え、首位と3打差の4位で出たツアー通算3勝の“ママさんゴルファー”若林舞衣子(ヨネックス)が6バーディー、ボギーなしの66で回り、通算11アンダーで単独首位に浮上した。堀琴音(ダイセル)が2打差の2位。


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 若林のパットが冴えた。5番は10メートル以上のバーディーパットを沈め、9番は173ヤードから2メートルにつけてバーディー。12番は5メートル、14番は7メートルのパットを入れて伸ばした。

「久しぶりに自分に100点をあげたいと思います。長いバーディーパットがたくさん入ってくれた。全体的にパットに救われたと思います。今日はまだ最終日じゃないのであまり緊張せずにできた。明日は緊張すると思うので、緊張を力に変えられるように頑張ります」

 33歳の若林は2018年11月から産休制度を利用し、19年4月に第一子となる長男を出産。昨年6月の20-21年シーズン開幕戦からツアーに復帰した。復帰に向けてスイング改造に挑戦して飛距離がアップ。姉や会社員の夫のサポートに感謝した。

「主人は土、日曜にも一日中、子どもの面倒を見てくれている。朝からお昼ご飯も全部用意してくれます。大変だと思うけど、何も文句を言わずに『頑張ってね』と送り出してくれます。出産して復帰するまでの準備期間もそうですし、復帰してからもサポートがないとこの場に立てていない。感謝しています。どう返すかというと結果で返すしかない。家族に優勝をプレゼントしたい」

 毎日、姉と夫が送ってくれる息子の動画がパワーの源。17年3月以来、約4年4か月ぶりの4勝目がかかっている。「『ママ凄いんだ』って思ってもらえるようになるまで頑張っていければ。なかなかプロゴルファーとしてやっていて、結婚、出産っていうのは大きな決断だと思われる。戻って来られるんだよというところを周りの選手に見せていきたい」と力を込めた。

(THE ANSWER編集部)


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