“投手・大谷翔平”の現在地 CY賞3度シャーザーが指摘「彼は信じられないアスリート」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、今季二刀流で活躍中。打者としてMLB最多の32本塁打を放っている一方で、投手としても渡米後最多タイとなる4勝を挙げている。オールスターにも選出されるなど話題の27歳について、ナショナルズのマックス・シャーザー投手が言及。投手としてはまだ成長過程であるとしながらも「彼は信じられないアスリート」などと身体能力を称賛している。米メディアが報じている。
シャーザーは決め球スプリットにも言及
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、今季二刀流で活躍中。打者としてMLB最多の32本塁打を放っている一方で、投手としても渡米後最多タイとなる4勝を挙げている。オールスターにも選出されるなど話題の27歳について、ナショナルズのマックス・シャーザー投手が言及。投手としてはまだ成長過程であるとしながらも「彼は信じられないアスリート」などと身体能力を称賛している。米メディアが報じている。
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投手としては最速100マイルを超える直球に、キレのいいスプリット、スライダーなどを操る大谷。18年10月のトミー・ジョン手術を経て、今季はエンゼルスの先発陣の中でも好成績を収めている。米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」は、サイ・ヤング賞3度、最多勝4度を誇るシャーザーが大谷について語った内容を伝えている。
シャーザーは「彼には(投球を)さらに磨いていく方法がいくつかある。スプリットを投げるが、これは(体の面から)高いリスクを伴う。これがどう続いていくのかは分からない」と語っている。大谷は現在、スプリットを大きな武器としているが、今後も続くかどうかは予測できないと考えているようだ。
さらに「リーグに入ってきてエースになれるわけではない。エースとして成長するには年月が必要であり、彼はその過程にいる」と、投手としてはまだ成長過程であると指摘した上で「彼にはポテンシャルを発揮するだけの運動能力があることを確信している。私からすると、彼にとって大事なのは健康であり続けることだ。彼は信じられないようなアスリートだと思う。もしできる人間がいるのであれば、彼もできる」と身体能力を称賛していた。
(THE ANSWER編集部)