7人制の経験は「15人制にも生きている」 福岡堅樹が黒星デビューで得た収穫
「前に出られた部分はあった」
それでも個人的なプレーでは手応えもつかんだ様子。持ち前の俊足とステップワークを生かした突破で相手のタックルをかわしていくシーンもあった。「ボールキャリーの部分で前に出られた部分はあったと思います」とし、7人制から15人制に戻ったこともプラスに捉えているようだ。
「(7人制では)スプリントを繰り返す部分が15人制に比べるとあります。もちろん走る部分は15人制でも必要とされることですし、一つひとつのプレーの比重が7人制の方が大きいので、その意識は生かしていこうと思っています」
初トライこそならなかったものの大きな第一歩を踏み出した福岡。3年後に日本で開催されるワールドカップでも得点源として期待を集める福岡はさらなる成長を果たせるだろうか。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer