7人制の経験は「15人制にも生きている」 福岡堅樹が黒星デビューで得た収穫
昨年のラグビーワールドカップ・イングランド大会、そして今夏のリオデジャネイロ五輪7人制ラグビーの日本代表としてプレーしたパナソニックワイルドナイツのウイング(WTB)福岡堅樹が17日のラグビートップリーグでデビューを果たした。
ラグビートップリーグでデビュー、サントリーに敗戦もつかんだ手応え
昨年のラグビーワールドカップ・イングランド大会、そして今夏のリオデジャネイロ五輪7人制ラグビーの日本代表としてプレーしたパナソニックワイルドナイツのウイング(WTB)福岡堅樹が17日のラグビートップリーグでデビューを果たした。この日はノートライに終わったものの、7人制での経験が「15人制にも生きている」と語った。
福岡高校3年時に全国高校ラグビーで聖地・花園のピッチに立った福岡。一浪ののちに筑波大に入学して直後の1年生時に大学選手権準優勝に貢献するなど活躍を見せ、日本代表のエディー・ジョーンズ前ヘッドコーチからその潜在能力を高く評価された。そして昨年は日本代表の歴史的な躍進、今年はリオ五輪での7人制ラグビーの準決勝進出も経験。大学を卒業した今年は同学年のWTB藤田慶和とともにパナソニックに入団し、新天地で新たな一歩を踏み出した。
公式戦デビューは国内屈指の強豪サントリーサンゴリアス戦となった。本来のポジションは左ウイングだが、自身が「中学校3年生以来です」と語ったようにこの日は右ウイング、背番号14での出場となった。しかし試合は15-45で大敗。「タックルミスが続くなど、自分たちで流れを失ってしまいました」と苦い結果となった初陣を振り返った。