「この奇跡の回復を世界中が笑う」 EUROで“お粗末演技”を見せた選手が批判の的に
熱戦が繰り広げられているサッカー欧州選手権(EURO)で珍事が起きた。ゴール前の混戦で痛がり、倒れた選手が味方のゴールが決まると、あっという間に生還。その模様がSNSで話題を呼び、海外メディアも続々と報じている。
ゴール前で痛がっていたのに…味方がゴールを決めたら「奇跡の回復」
熱戦が繰り広げられているサッカー欧州選手権(EURO)で珍事が起きた。ゴール前の混戦で痛がり、倒れた選手が味方のゴールが決まると、あっという間に生還。その模様がSNSで話題を呼び、海外メディアも続々と報じている。
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2日(日本時間3日)に行われた準々決勝、イタリア―ベルギー戦。0-0で迎えた前半31分だ。ペナルティエリア内でボールを受けようとしたイタリア代表FWチーロ・インモービレは相手DFと接触。ピッチに倒れ込んで痛がり、PKをアピールした。しかし、笛は鳴らずにプレー継続。直後にMFニコロ・バレッラが先制ゴールを決めた。
すると、痛がっていたはずのインモービレはゴールを確認すると立ち上がり、平然と味方の歓喜の輪に駆け寄った。その間、ものの10秒。この模様はネット上で話題となり、拡散される事態に。海外メディアも続々取り上げている。
かつてプレーしていたドイツの大衆紙「ビルト」は「この奇跡の回復を世界中が笑う インモビーレ、突如走れるように」と見出しを打って特集。「信じがたい奇跡の回復だ!」と伝え、英公共放送「BBC」でイングランドのレジェンド、アラン・シアラーが「これは笑えない。あまりにもお粗末だ!」と指摘したことを紹介している。
また、スポーツ専門メディア「ran」によると、ドイツのレジェンド、ミヒャエル・バラックも「恥ずかしい」と指摘。一般紙「ディ・ヴェルト」も「インモビーレ“奇跡の回復”に衝撃」と見出しを打った。ほかにも、スイスのフリーペーパー「20minuten」は「奇跡の回復? インモビーレ、このアクションで激しい批判の的に」と物議を醸したことを伝えた。
インモービレの行動は批判を呼んでしまったが、チームはベルギーを下して4強進出。準決勝でスペインと対戦する。
(THE ANSWER編集部)