「彼女は嘘つき!」「ツアー最悪の選手」 ウィンブルドン女子選手同士がコートで舌戦
現在開催されているテニスの4大大会・ウィンブルドン、女子シングルスのコート上で思わぬ舌戦が展開された。劣勢となり、メディカルタイムアウトを取った選手に対し、相手が「彼女は嘘をついている!」と主審に主張。試合後もコート上で「ツアー最悪の選手ね」などと言い合う様子が拡散され、話題を呼んでいる。
オスタペンコ―トムリャノビッチ戦でタイムアウトを巡ってハプニング
現在開催されているテニスの4大大会・ウィンブルドン、女子シングルスのコート上で思わぬ舌戦が展開された。劣勢となり、メディカルタイムアウトを取った選手に対し、相手が「彼女は嘘をついている!」と主審に主張。試合後もコート上で「ツアー最悪の選手ね」などと言い合う様子が拡散され、話題を呼んでいる。
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3日(日本時間4日)に行われた3回戦、世界ランク34位エレナ・オスタペンコ(ラトビア)―同75位アイラ・トムリャノビッチ(オーストラリア)戦だった。第3セット、ゲームカウント0-4と追い込まれたオスタペンコがタイムを要求し、トレーナーをコートに呼んだ。これにトムリャノビッチが噛み付いた。
「トムリャノビッチは、相手が自分のリズムを崩すために負傷しているとみなした」と紹介したドイツ誌「シュポルト・ビルト」によると、トムリャノビッチは主審に対し、「彼女は嘘をついている!」と主張。「みんな分かってるはず。1時間半、彼女は何の問題もなかったのに、突然けがをしたなんて」と訴えたという。あまりの剣幕に会場のファンからは驚きまじりの笑いが漏れた。
試合は続行され、そのままトムリャノビッチが勝利。しかし、敗れたオスタペンコは納得がいかなかったのか、コート上で握手を交わす際、不穏なムードに……。オスタペンコが「私がけがのフリしてると言うなら、トレーナーに聞けばいいわ」と言うと、トムリャノビッチは「治るといいわね」と冷たく返したという。
さらに、オスタペンコは「あなたの振る舞いはとんでもない。リスペクト・ゼロだわ」と言い、去り際に「ツアー最悪の選手ね」とつぶやくように言ったという。この映像はネット上で話題を呼び、拡散される事態に。記事では「ウィンブルドンでいざこざ、コートでとんでもないもめ事!」と驚きをもって伝え、複数の海外メディアも取り上げている。
(THE ANSWER編集部)