大谷翔平、衝撃29&30号 5戦6発に米記者は唖然「30本打った最初の投手。加えて…」
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地のオリオールズ戦に「2番・DH」で先発出場。3回の第2打席で2試合ぶりの29号本塁打を放つと、続く4回の第3打席では2打席連発となる30号を左翼席に放り込んだ。ここ5試合で6本目と止まらない大谷に、米記者からは賛辞が沸き起こっている。
2打席連発に米記者「オオタニがまた打った。凄すぎる」
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地のオリオールズ戦に「2番・DH」で先発出場。3回の第2打席で2試合ぶりの29号本塁打を放つと、続く4回の第3打席では2打席連発となる30号を左翼席に放り込んだ。ここ5試合で6本目と止まらない大谷に、米記者からは賛辞が沸き起こっている。
大谷が面白いようにボールを飛ばした。4点を追う3回先頭での第2打席。左腕アキンのインハイ92マイル(約148キロ)を豪快に振り抜いた。打球はあっという間に右翼席中段に突き刺さる。打った瞬間、確信したか、ゆっくりと歩きだす。右翼手もすぐに追うのを諦めた。打球速度104.5マイル(約168.2キロ)、飛距離416フィート(約126.8メートル)の豪快な29号弾だった。
これだけじゃない。大谷は1点差に迫った4回1死一塁、右腕テイトの甘く入ってきた96マイル(約154キロ)を高々と打ち上げた。今度は逆方向だ。2打席連発の逆転30号2ラン。大谷はまたゆっくりと歩きだすと、ポンとバットを投げて悠々とダイヤモンドを1周した。
今季2度目の1試合2発。そしてここ5試合6発と、勢いの止まらない大谷に米記者はツイッター上で賛辞を連発している。米スポーツ専門局「CBSスポーツ」のダニー・ヴィエッティ記者は「ショウヘイ・オオタニが30本塁打を打った今季最初の投手に。加えて最初の打者でもある」と表現。投手で30発に驚き、最速30号到達の偉業を伝えている。
また以前はエンゼルスの担当記者で大谷情報を逐一発信していた米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者も「チャンネルを変えたらビックリ、ショウヘイ・オオタニがまた打った。凄すぎる」と称賛している。
さらに米カリフォルニア州地元放送局「KGTV」のレポーター、マリー・コロネル氏は「パドレスでプレー経験のある選手以外には、普通手厳しいのだけれど、ショウヘイ・オオタニを応援しないのは難しい。彼は野球界にとってとても特別。少なくともアナハイムではそう。夫と子どもたちはオオタニが打つの(投げるのも)を見るためにテレビに駆けつける」と家族もろとも、大谷フリーク化している現状を伝えている。
チームは7-7の9回、四球で出塁した大谷が生還し、劇的なサヨナラ勝ちを決めた。
(THE ANSWER編集部)