初の月間MVPに選出された6月の大谷を回想、“相棒”水原通訳の歓喜

　米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が2日（日本時間3日）、ア・リーグの月間MVPに選ばれた。日本人野手ではイチロー、松井秀喜に次いで3人目の快挙。打者としては打率.309、13本塁打、23打点、4盗塁。投手では5試合に登板し、2勝0敗、防御率4.94。23回2/3を投げて33奪三振をマークした。「6月の二刀流」と題し、6月のグラウンド内外で起きた様々な名シーンを振り返る。今回は5日（日本時間6日）、本拠地のマリナーズ戦。16号本塁打を放った試合で、現地メディアでは通訳の水原一平氏がベンチで大喜びするシーンに動画付きで脚光。「ナイスだ、イッペイ」などと地元ファンの注目を集めた。

　喜びを抑えきれなかった。初回、大谷が菊池雄星から放った16号弾をベンチで見届けた水原氏。満面の笑みでポールを叩き、感情を爆発させていた。

　これに注目したのは米ロサンゼルス地元放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」公式ツイッターだ。「イッペイも燃えている」として注目を寄せると、現地ファンからも「ナイスだ、イッペイ」「めっちゃ興奮している」「仲間を応援する姿、プライスレス」「ショウにとっての最高の兄弟」「これは熱いね」などと反響を呼んだ。

　二刀流を支える存在として現地でもすっかりお馴染みの水原氏。大谷への愛を爆発させた姿が話題となっていた。