井上尚弥を「よこせ!」 ロシアからの刺客が挑戦状「モンスター葬る準備できている」
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級タイトルマッチ王者の井上尚弥(大橋)は、挑戦者のIBF同級1位マイケル・ダスマリナス(フィリピン)を3回2分45秒TKOで破った。次戦の行方に注目が集まる中、ロシアからの刺客が「モンスターを葬り去る準備はできている」とビッグマウスで挑戦状を叩きつけている。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。
WBO3位の30歳ポタポフ「オレはヤツのようなハードパンチャーを倒してきた」
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級タイトルマッチ王者の井上尚弥(大橋)は、挑戦者のIBF同級1位マイケル・ダスマリナス(フィリピン)を3回2分45秒TKOで破った。次戦の行方に注目が集まる中、ロシアからの刺客が「モンスターを葬り去る準備はできている」とビッグマウスで挑戦状を叩きつけている。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。
モンスターとの対戦を新たに熱望する男がロシアから登場した。WBO同級3位、IBF7位、WBC14位のニコライ・ポタポフだ。
6月27日にモスクワで行われたオスカー・リチャード(タンザニア)との一戦で判定勝ちを収めた、キャリア22勝(11KO)2敗1分けの30歳は「対戦相手を称えたい。恐怖心を見せなかった。6か月ぶりの8ラウンドの戦いだったが、感触は良かった。自分にはキレがあるし、試合になれば、モンスターを葬り去る準備はできている」と言い切ったという。
アマチュアで180戦以上のキャリアを持つというポタポフはバンタム級の盟主と拳を交えたい様子だ。
「オレはヤツのようなハードパンチャーを倒してきた。徹底的に彼のスタイルを熟知している。ヤツを倒すことに問題はないだろう。オレにモンスターをよこせ!」と豪語したという。
現在バンタム級戦線は新たな展開を迎えている。WBC世界王者ノニト・ドネアはWBO同級王者ジョンリエル・カシメロ(ともにフィリピン)との対戦をキャンセルしたと発表。この勝者と4団体統一戦が期待されていたモンスターだが、状況は流動的になっている。
4団体統一を見据える井上と、ポタポフが対戦する可能性は現時点では低そうだが、井上の首を狙う刺客は続々と登場しそうだ。
(THE ANSWER編集部)