大谷翔平は対戦相手すら魅了する レイズ捕手が賛辞「スペシャル」「信じられない才能」
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地のレイズ戦に「2番・DH」で先発出場。第5打席ではメジャートップに1本差に迫る25号ソロを放つなど、4打数3安打3打点1四球1盗塁。6-4で勝利したチームの連敗ストップに貢献した。止まらない大谷に対して、敵味方両軍から賛辞が飛び交っている。
大谷に対しズニーノ「彼に対してはもう少し優れた投球をしなければいけない」
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地のレイズ戦に「2番・DH」で先発出場。第5打席ではメジャートップに1本差に迫る25号ソロを放つなど、4打数3安打3打点1四球1盗塁。6-4で勝利したチームの連敗ストップに貢献した。止まらない大谷に対して、敵味方両軍から賛辞が飛び交っている。
6回の第3打席でバットを折りながら右越え二塁打。7回の第4打席では同点の右翼線三塁打。そして1点リードの9回には内角球を逆方向へとはじき返す、左中間スタンドへの25号弾。大谷のバットから打ち出の小槌のごとく、長打が生まれた。
敵も味方も背番号17に見惚れている。MLB公式サイトではエンゼルス戦のレポートを掲載しているが、この日先発した左腕パトリック・サンドバルは大谷についてこう評している。
大谷にとって3安打3打点のこの試合が、これまでの中でどこにランク付けされるか聞かれると「でも(このようなパフォーマンスは)数多くあるからね。ランク付けはできない。彼がやっていることは信じられないよ。(テレビカメラが)彼が何かしらやった後のダグアウトを映しているのかどうか知らないけど、みんな興奮している。それにみんなを試合に入り込ませるものなんだ。最高だよ。このチームのために彼がしていることは信じられない」と絶賛。大谷のプレーがチームに活力をもたらしていると認めている。
同僚だけじゃない。捕手として大谷と対戦したレイズのマイク・ズニーノも「彼はスペシャルだ」と絶賛。その上で「彼の能力や才能は明らか。3日彼のことを見られて、打撃は印象的だった。その上5、6日おきに登板して100マイル(約161キロ)を投げるんだろ。信じられない才能だよ」と二刀流としての姿を目の当たりにして驚きを隠せない様子だ。
そして「ある時点までは彼のことを抑えられていたが、彼に対してはもう少し優れた投球をしなければいけない。我々を打ちのめすことのできる選手だということを頭にいれておかないと」と続け、大谷には最大限の警戒が必要だと再認識しているようだった。
(THE ANSWER編集部)