帰ってきたスノボ界の絶対王者ホワイト、3つ目の金 そして、見据える“その先”を米紙特集
栄光の歴史、そして挫折――それでもカリスマは帰ってきた
「今過去を回想するのはおかしな話さ。私が当時何を思っていたのか、何を考えていたのか。そんなことはいくらでも後付けできるけれど、この映画には酷いエンディングが待っている罠のようなものかもしれないしね」
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3連覇の大本命だった2014年のソチ五輪では、着地が乱れるなどまさかの4位。金メダルどころか表彰台すら逃してしまったのだ。この後、音楽活動に打ち込むようになるなど、一度は競技からの引退すらささやかれるようになったという。
同紙は「近年、ショーン・ホワイトの名前をスポーツ欄の見出しで目にすることはほとんどなくなった。昨シーズンのXゲームズは18位で終えるなど、スポットライトは彼から遠ざかっていった」とソチ五輪後の4年間の状況を振り返っている。
昨秋には練習中のアクシデントで、病院へ直行。額を何針も縫うけがを負ったことを、自身のインスタグラムで公開していた。そんなどん底の状況から、再び這い上がってきたのだ。