【ラグビー】昨季覇者破って開幕4連勝のサントリー 日本代表・畠山が語った勝因とは
17日に行われたラグビートップリーグ(TL)第4節。この日一番の注目カードだったパナソニック ワイルドナイツ対サントリーサンゴリアスの一戦は、45-15でサントリーが完勝して開幕4連勝を飾った。この日マン・オブ・ザ・マッチに輝いた日本代表プロップの畠山健介は「スクラムでしっかりと組めた」と勝因を口にした。
パナソニックに快勝、勢いの乗るサントリー
17日に行われたラグビートップリーグ(TL)第4節。この日一番の注目カードだったパナソニック ワイルドナイツ対サントリーサンゴリアスの一戦は、45-15でサントリーが完勝して開幕4連勝を飾った。この日マン・オブ・ザ・マッチに輝いた日本代表プロップの畠山健介は「スクラムでしっかりと組めた」と勝因を口にした。
2013-14シーズンからTL3連覇中のパナソニックと、2011-12シーズンと12-13シーズンに連覇を果たしたサントリーとの直接対決ということもあり、会場の秩父宮ラグビー場には1万1318人の観衆が詰めかけた。
試合の趨勢を決めるポイントとなったのは前半30分のプレーだった。べリック・バーンズ(パナソニック)と小野晃征(サントリー)の両スタンドオフのペナルティーゴールで3-3と均衡した展開が続いていたが、サントリーがゴール前左に押し込むと、畠山が密集から巧みなハンドリングでボールを持ち出してトライを奪った。
この後、サントリーは得点を積み重ね、計6トライを挙げる重厚な攻めを見せて前年度王者を攻略。試合後に沢木敬介監督は「シーズンを通じてレベルアップしなければならない」としながらも「第4節にして自分たちがやろうとしているラグビーをすることができた」とアタッキングラグビーに手応えをつかんだ様子だった。