[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

21歳田中希実、1500mV2も日本記録&五輪内定届かず「昨年の記録に近づけず悔しい」

東京五輪代表の最終選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権第2日が25日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた。女子1500メートルでは、日本記録保持者・田中希実(豊田自動織機TC)が4分8秒39で連覇を果たした。本命種目の5000メートルで五輪代表内定済みの21歳。1500メートルでの五輪内定はかなわなかった。

陸上・日本選手権、女子1500メートルで連覇を果たした田中希実【写真:編集部】
陸上・日本選手権、女子1500メートルで連覇を果たした田中希実【写真:編集部】

陸上・日本選手権

 東京五輪代表の最終選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権第2日が25日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた。女子1500メートルでは、日本記録保持者・田中希実(豊田自動織機TC)が4分8秒39で連覇を果たした。本命種目の5000メートルで五輪代表内定済みの21歳。1500メートルでの五輪内定はかなわなかった。

【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!

 田中は序盤から先頭に立ってレースを引っ張った。1分6秒で通過した400メートル付近からグングンと後続を引き離して独走。800メートルを2分12秒で通過した。さらにペースを上げてスパート。しかし、4分4秒20の五輪参加標準記録には届かなかった。

 昨年8月に4分5秒27で日本記録を更新したが、今回は自身の記録を塗り替えることができず。今大会は800メートル、5000メートルと合わせて3種目にエントリーしている。レース後は「仕上がり具合は悪くなかったですが、後半に余裕を残すことができなかった。今後の課題だと思います。昨年の記録になかなか近づけないというのが悔しい気持ち」と振り返った。

 今大会での1500メートル代表内定は決められなかったが、7月1日までに世界ランクなどを基に算出される「五輪出場優先順位」で権利を得る可能性が残されている。

(THE ANSWER編集部)


W-ANS

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集