逆転東京五輪へ、古江彩佳が67で4位好発進「この試合だけに集中」 稲見萌寧は76位
女子ゴルフの国内ツアー、アース・モンダミンカップは24日、千葉・カメリアヒルズCC(6639ヤード、パー72)で開幕。東京五輪代表の可能性を残す古江彩佳(富士通)は7バーディー、2ボギーの67をマーク。5アンダーで首位と2打差の4位と好発進を決めた。五輪代表を争う稲見萌寧(都築電気)は73。1オーバーで76位と出遅れ、対照的な初日となった。7アンダーの菊地絵理香(フリー)が単独首位。
アース・モンダミンカップ初日
女子ゴルフの国内ツアー、アース・モンダミンカップは24日、千葉・カメリアヒルズCC(6639ヤード、パー72)で開幕。東京五輪代表の可能性を残す古江彩佳(富士通)は7バーディー、2ボギーの67をマーク。5アンダーで首位と2打差の4位と好発進を決めた。五輪代表を争う稲見萌寧(都築電気)は73。1オーバーで76位と出遅れ、対照的な初日となった。7アンダーの菊地絵理香(フリー)が単独首位。
古江が逆転での五輪代表へ望みをつないだ。出だしの2ホールで連続バーディー。16番でボギーを打ったが、アウトに入った後半も8番までに5バーディーの快進撃。最終ホールこそボギーも、67の好スタートを切った。
21歳はホールアウト後、「ショットもそこそこ良くて、寄ったところでバーディーも入ってくれた。良かったと思います。ショットの出来は悪くなかった」と話し、「(10、11番の)連続バーディーで、この流れで頑張りたいなと思っていました。後半もリズムに乗って行けたかなと思います」と手応え十分に振り返った。
今大会終了後に東京五輪代表が決定。畑岡奈紗に次ぐ2番手を稲見、渋野日向子と争っている。古江が代表の座を掴むためには優勝するしかない状況だ。それでも「プレッシャーはない。オリンピックのことは頭には入れず、この試合だけに集中という感じでした。先週まではオリンピックというのが頭の片隅の残ったまま試合に臨んでしまっていた。今日はすごくこの試合に集中できたかなと思います」と明るい表情で語った。
首位に2打差で2日目へ。「自分らしいプレーで集中して楽しくラウンドが出来ればいいかなと思います」と残り3日間を睨んでいた。
東京五輪代表は28日時点の世界ランクに準ずる五輪ポイント上位2名が出場権を得る。日本勢は11位の畑岡は当確。25位の稲見、28位の古江、31位の渋野の3選手が2枠目を争っている。
(THE ANSWER編集部)