「羨ましいと思った」 23歳・桃田賢斗の現在地― 代表復帰、故障、そして復活へ
バドミントンのS/Jリーグは4日に墨田区総合体育館で最終日を行い、男子はトナミ運輸が2年連続8度目の優勝を飾った(前身の日本リーグ1部を含む)。2位は、6勝1敗で並んだがマッチ率で下回った日本ユニシス。今季から日本代表に復帰した男子シングルスの桃田賢斗を擁するNTT東日本が3位となった。
S/Jリーグ最終日は足の違和感で欠場、日本代表戦帯同も「今の状況では難しい」
バドミントンのS/Jリーグは4日に墨田区総合体育館で最終日を行い、男子はトナミ運輸が2年連続8度目の優勝を飾った(前身の日本リーグ1部を含む)。2位は、6勝1敗で並んだがマッチ率で下回った日本ユニシス。今季から日本代表に復帰した男子シングルスの桃田賢斗を擁するNTT東日本が3位となった。
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桃田は、2016年4月に日本男子シングルスで過去最高となる世界2位にランクイン。同年のリオデジャネイロ五輪の金メダル候補として期待を受けていたが、違法賭博店の利用が発覚して無期限の出場停止処分を受けた。社会貢献活動などを経て昨年5月に出場停止処分が解除されて実戦に復帰。今年から日本代表にも復帰を果たした。
1月にトップクラスの海外試合への復帰戦となるマレーシアマスターズとインドネシアマスターズの出場を予定していたが、直前に行った日本代表合宿の初日に左足首を痛めて欠場。3日に行われたS/Jリーグ第10日にNTT東日本の一員として日立情報通信エンジニアリングとの試合に出場して復帰を果たしたが、4日の最終戦は出場せず。「完全には治っていないので、試合をしている途中で違和感が出てきて、昨日(4日)の段階で次の日の試合は出られませんと監督に伝えました」と理由を明かした。
左足首をかばいながらプレーした結果、別の部位に違和感を覚え、大事をとったという。6日に開幕するアジア団体選手権(マレーシア開催)の日本代表メンバーに選ばれているが「正直、自分が試合に出て貢献するのは、今の状況では難しいと思う。サポートや応援を頑張りたい」と話すに留めた。