ペドロ・マルティネスがSNSで大谷に言及

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は19日（日本時間20日）、タイガース戦に「2番・DH」で先発出場。3回の第2打席で左翼席へ22号2ランを放った。これで先発登板の一戦を挟み、直近5試合で5発の大爆発だが、メジャー通算219勝の伝説の右腕は二刀流の躍動を「完璧」と高評価。試合中にSNSを更新し「ハリウッドに行けば、ムービースターになれる」と手放しで絶賛している。

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　乾いた快音が夜空に鳴り響く。3回1死三塁の第2打席だ。相手先発ペラルタの95マイル（約153キロ）が投じたファストボールを逆らわずにはじき返した。軽くスキップして打球の行方を見守った大谷。ライナー性の打球は左翼スタンドに着弾する22号となった。

　球宴前日のホームランダービー参戦も話題になる二刀流のスターを称賛したのは、2015年にアメリカ野球殿堂入りを果たしたペドロ・マルティネス氏だった。レッドソックスなどでプレーし、サイ・ヤング賞3度。通算219勝を記録している。試合中にツイッターを更新し、このようにつづっている。

「オオタニはそうそうお目にかかれない傑出したアスリートだ。彼は一選手として完璧だ。投げては（時速）100マイル、打っては400（フィート）で、足も速い。彼をハリウッドに連れて行っても、ムービースターになるだろう」

　投打に加えてスピードも武器の二刀流。マルティネス氏はルックスを取っても、ハリウッドスターになれると太鼓判を押しているようだ。このツイートの後、大谷は期待に応えるかのように22号2ランを放っている。