錦織、2大会目で復帰後初V! 完全復活へ第一歩、世界158位をストレート圧勝
男子テニスの下部大会のRBCテニスチャンピオンシップス・オブ・ダラスは4日、シングルス決勝で世界ランク27位の錦織圭(日清食品)が同158位マッケンジー・マクドナルド(米国)に6-1、6-4のストレート勝ち。2大会目で復帰後初優勝を飾った。
決勝で世界158位マクドナルドに完勝、下部大会優勝は7年ぶり
男子テニスの下部大会のRBCテニスチャンピオンシップス・オブ・ダラスは4日、シングルス決勝で世界ランク27位の錦織圭(日清食品)が同158位マッケンジー・マクドナルド(米国)に6-1、6-4のストレート勝ち。2大会目で復帰後初優勝を飾った。
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錦織が復活へ大きな第一歩を記した。第1セット、互いにキープして迎えた第4ゲームでブレークすると、一気に畳みかけ、6-1でセットを先取した。第2セットは序盤から接戦となったが、最後は世界トップ選手の意地を発揮し、モノにした。復活Vに地元ファンから大歓声が降り注いだ。
錦織は右手首の故障により、昨年8月から戦線離脱。調整の遅れのより、当初予定していた全豪オープンなどは欠場していた。復帰初戦となった1月チャレンジャー ニューポートビーチは初戦敗退したが、2戦目となった今大会は1回戦から着実に4試合勝ち上がり、決勝に駒を進めていた。
大会中には自身のツイッターで「すべての試合が一歩一歩、着実に僕のレベルの向上を手助けしてくれている」と明かし、海外メディアではコーチのマイケル・チャン氏が「彼は日々向上していると思っている」「努力をする限りは、彼はただ成長を続けていくだろう」などと復活へ向け、評価していた。
下部大会優勝は10年11月以来、7年ぶり。一時、世界ランク4位まで上り詰めた順位も27位となったが、日本のエースの逆襲はここから。錦織が力強く復活の狼煙を上げた。
(THE ANSWER編集部)