「あと10cm」の奇跡 無名40歳の“パー4エース未遂”に米絶賛「信じられない一打」
米男子ゴルフツアーのフェニックスオープンは世界202位の40歳が放った衝撃のショットで沸いている。17番パー4でピンに直撃し、10センチにつける“パー4エース未遂”が炸裂。PGAツアー公式ツイッターは仰天シーンの瞬間を動画付きで紹介したが、米メディアも「奇跡的な何かに近い」「信じられない一打」と絶賛している。
世界ランク202位、ツアー通算1勝のガリガスの衝撃ショットが話題
米男子ゴルフツアーのフェニックスオープンは世界202位の40歳が放った衝撃のショットで沸いている。17番パー4でピンに直撃し、10センチにつける“パー4エース未遂”が炸裂。PGAツアー公式ツイッターは仰天シーンの瞬間を動画付きで紹介したが、米メディアも「奇跡的な何かに近い」「信じられない一打」と絶賛している。
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あと10センチ――。会場熱狂のミラクルショットショットを放ったのは、世界ランク202位の40歳、ロバート・ガリガス(米国)だ。3日目の17番パー4。317ヤードと短く、ほとんどの選手が1オンを狙うホールだった。
白いシャツをまとったガリガスは豪快にドライバーを振り抜いた。かっ飛ばしたボールはきれいな弧を描き、ピンフラッグ方向へ一直線。グリーン手前に着弾しても勢いは止まらず、完全にラインに乗って転がったピンへ。まさか――。と思った次の瞬間、ボールはピンを直撃。勢い余って弾んだボールはカップに沈むことなく、カップのすぐ脇に止まってしまった。
その距離、わずか10センチ。奇跡の瞬間を目撃しかけたギャラリーは一気に大歓声を上げ、実況も思わず笑うしかないという様子で声を上げていた。しかし、当の本人は淡々とグリーンに向かうばかりで、ただ一人、冷静だった。