比嘉大吾は「KOアーティスト」 14勝KO男に米注目「王者の中でも稀有な存在だ」
ボクシングのWBC世界フライ級王者の比嘉大吾(白井・具志堅)は4日、沖縄で同9位のモイセス・フエンテス(メキシコ)戦で2度目の防衛戦に臨む。米メディアも故郷に凱旋する日本人王者に注目。「ノックアウト・アーティスト」と評し、「見ていて痛快」「相手のボディに拷問をかける」と攻撃的スタイルを称賛している。
故郷・沖縄でタイトル戦に挑む日本人王者を特集「いつか井上尚弥との対戦も」
ボクシングのWBC世界フライ級王者の比嘉大吾(白井・具志堅)は4日、沖縄で同9位のモイセス・フエンテス(メキシコ)戦で2度目の防衛戦に臨む。米メディアも故郷に凱旋する日本人王者に注目。「ノックアウト・アーティスト」と評し、「見ていて痛快」「相手のボディに拷問をかける」と攻撃的スタイルを称賛している。
「ダイゴ・ヒガ、今週末のもう一人のノックアウト・アーティスト」と特集したのは、米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」だった。
アーティストと呼ばれる比嘉の偉業は「カンムリワシ」と恐れられた恩師とともに注目されている。
「ジュニアフライ級の偉人で、殿堂入りを果たしているヨウコウ・グシケンに指導されている日本のダイゴ・ヒガはボクシングの王者の中でも稀有な存在だ。WBCフライ級王者はここまで完璧なノックアウト記録を誇っている。14勝無敗。誰もここまで続いたことはなかった。ヘビー級のアンソニー・ジョシュアだけが現在、王者の中で同じだ」
沖縄の英雄で元WBA世界ライトフライ級王者、具志堅用高会長を師と仰ぐ比嘉。記事では、プロの世界で全試合でKO勝ちを収めている世界王者は、比嘉以外に20勝20KOのWBA・IBF世界ヘビー級スーパー王者のアンソニー・ジョシュア(英国)以外存在しないと注目している。