「速さ+巧さ」の究極系 ゴラッソ職人の“難度偽装弾”に脚光「美弾の王様になれる」
サッカーの世界屈指の強豪リーグ、プレミアリーグでは毎試合、多くのスーパーゴールが誕生しているが、リーグ公式ツイッターは「ゴール・オブ・ザ・デイ」として2年前に誕生した“速さ”と“巧さ”が凝縮されたスーパーゴールに脚光。難易度を偽ったかのようなスーパーゴールの瞬間を動画付きで紹介すると、ファンから「簡単そうに見えて最難関」「ビューティフルゴールの王様になれる」との声が上がっている。
2年前に生まれたスイス代表MFのゴラッソ、プレミア公式公開「簡単そうに見えて最難関」
サッカーの世界屈指の強豪リーグ、プレミアリーグでは毎試合、多くのスーパーゴールが誕生しているが、リーグ公式ツイッターは「ゴール・オブ・ザ・デイ」として2年前に誕生した“速さ”と“巧さ”が凝縮されたスーパーゴールに脚光。難易度を偽ったかのようなスーパーゴールの瞬間を動画付きで紹介すると、ファンから「簡単そうに見えて最難関」「ビューティフルゴールの王様になれる」との声が上がっている。
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難しいゴールを派手に決めるのが一流なら、難しいゴールをいとも簡単に決めるのは超一流か――。速く、そして、巧い。一瞬のプレーで2つの凄さを見せつけ、再び脚光を浴びているのは、ストーク・シティのスイス代表MFシャチリだった。
2015年12月28日のエバートン戦。中央左サイドのセンターライン付近で味方がボールを受けると、シャチリは一気にギアを上げた。高めの相手最終ラインの裏を突く浮き球のパスに反応。圧巻のスプリント力で相手を突き放すと、ボールに向かって一直線。そして、ペナルティエリア境界線付近でワンバウンドで追いついた次の瞬間だった。
シャチリはスピードを全く落とすことなく、利き足とは逆の右足を振り抜いた。といっても放たれたシュートは山なり。前進していたGKを嘲笑うかのように放物線を描き、ゴールにダイレクトで吸い込まれたのだ。全速力で走りながら繊細なボールタッチで放つという巧みなテクニックから生まれたスーパーゴールにスタジアムは熱狂に包まれた。
最も大興奮したのは実況か。「シャチリ! なんてこった! なんてファンタスティックなフィニッシュなんだ! チケット代だけでこのゴールを拝むにはあまりに贅沢すぎる! あっさりやってのけていますが、これはかなり凄まじいプレーです」と絶叫し続けていた。