【ラグビー】サントリー開幕3連勝も指揮官は「まだ20点」 理想のスタイル実現へ道半ば
選手たちが口にした反省点とは…
主将のスクラムハーフ流大(ながれ・ゆたか)、プロップの畠山健介もそれぞれも序盤の劣勢を反省点とした。
「前半から力を出していこうという話をしていましたが、アタックの最後、ラインブレイクをしたときボールを出せなかったり、細かいノックオンなどのミスが出てしまいました。後半から修正はできているんですが、序盤からそれができるような準備をしていかなければならないと思います」(流)
「何とか勝ててよかったですが、サントリーは先制されてそこから火がついて自分たちのペースにするのがいつものパターンで、今日の試合もその形になりました。『そうならないようにしよう』と話し合っていたんですが。2トライのビハインドだと、そのまま引き離されてしまう可能性があります。チーム全体としてのクセをなくしていかなければならないと思います」(畠山)
次節は昨季トップリーグ王者で現在3連覇中のパナソニック・ワイルドナイツとの対戦となる。沢木監督は「チャンピオンであるパナソニックさん相手に100%の力を出せるように準備していきます」と意気込みを語った。FWでは稲垣啓太や堀江翔太、BKも山田彰仁、そして今季から新加入の藤田慶和ら多くの日本代表候補を抱える相手との大一番で、どこまで点数を引き上げることができるだろうか。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer