フライを追った野手2人が衝突 危険守備から“珍併殺”に米驚き「6-7-6-5-4の併殺?」
米大リーグで珍しい併殺打が生まれた。2日(日本時間3日)の敵地カブス戦、1死満塁でパドレスの野手陣がフライを追って激突。落球後に素早く対応したシーンの動画を米メディアが公開すると、米ファンは「6-7-6-5-4の併殺?」「恐ろしい」と声を上げている。
パドレス野手2人が交錯、危ないプレーとは
米大リーグで珍しい併殺打が生まれた。2日(日本時間3日)の敵地カブス戦、1死満塁でパドレスの野手陣がフライを追って激突。落球後に素早く対応したシーンの動画を米メディアが公開すると、米ファンは「6-7-6-5-4の併殺?」「恐ろしい」と声を上げている。
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パドレスが大量失点のピンチを乗り切った。1-1で迎えた4回1死満塁。遊撃後方に上がった打球に向かって、金河成遊撃手とトミー・ファム左翼手がダッシュをかけた。そのまま互いにスピードを緩めることなく激突。猛烈な勢いだった。しかも、フライは捕れず。すぐに立ち上がった金はなんとか内野へ返球した。
三塁手が三塁ベースを踏み、二塁へ送球。走者はスタートを切れていなかったため、遊ゴロ併殺打で無失点となった。一部始終の動画を、スポーツやカルチャーを扱う米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」公式ツイッターが公開。「金のかなり信じられない併殺。しかし、ファムは衝突に不満だったようで、ダグアウトで三塁コーチのボビー・ディッカーソンと口論に」とつづると、米ファンから驚き交じりの声が上がっている。
「なぜなら彼のボールだったからね」
「ファムをトレードしろ」
「これダブルプレーなの?」
「2人が無事だったことを祈ろう」
「一、二塁走者は進まなかったのか?」
「ファムに当たったから、スコアは6-7-6-5-4のダブルプレー?」
「キムの良いプレーだ」
「これは恐ろしいね」
米スポーツ専門局「CBSスポーツ」によると、両選手は途中交代。「試合後、パドレスのジェイス・ティングラー監督は、ファムが顎を何針か縫い、サンディエゴに戻った後でCTスキャンを受けると明かした」という。パドレスはピンチを切り抜けたが、5回に2失点するなど1-6で敗れてしまった。
(THE ANSWER編集部)