八村塁、残り50秒の劇的3P「間違いなく大きい」 大一番で20得点躍動「一丸で戦えた」
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズは31日(日本時間1日)、76ersとのプレーオフ(PO)1回戦第4戦を行い、122-114で勝利した。八村塁は41分31秒の出場で20得点、13リバウンド、2アシストとダブルダブルを達成。NBAのプレーオフで、日本人としては初勝利を経験した。試合後の会見では「間違いなく大きなシュートだった」と最終盤に決めた3ポイントシュートを振り返った。
76ersとのプレーオフ第4戦でダブルダブル達成
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズは31日(日本時間1日)、76ersとのプレーオフ(PO)1回戦第4戦を行い、122-114で勝利した。八村塁は41分31秒の出場で20得点、13リバウンド、2アシストとダブルダブルを達成。NBAのプレーオフで、日本人としては初勝利を経験した。試合後の会見では「間違いなく大きなシュートだった」と最終盤に決めた3ポイントシュートを振り返った。
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八村は第2クオーター(Q)、ラッセル・ウェストブルックのパスから2度、豪快なダンクシュートを叩き込み会場を沸かせた。第3Qにはブラッドリー・ビールのパスを受け、左手一本でダンクを決めると咆哮。第4Qでは、終盤にリードを広げる豪快なダンクを叩き込んだほか、残り50秒を切ったところで勝利を大きく手繰り寄せる3ポイントシュートを決めるなど躍動した。
3連敗で迎えた76ersとの第4戦。負ければ今季終了となる試合だったが、ウィザーズ公式ツイッターが公開した試合後の会見映像で、八村は「3連敗していたから、失うものはなかった。試合前にイシュ(・スミス)と話したんだけど、彼は『我々に失うものはないんだ』と言っていた。アグレッシブにならなければいけないと」と語った。
さらに「個人的には攻守でアグレッシブにプレーすることを心掛けた。チームとしては一丸となって戦えたと思う。だから勝てた」と手応えを示した。POの経験について聞かれると「観客は(いつも以上に)熱狂的になる。彼らの前でプレーする気分は良いもの」と話した。
残り50秒を切った場面での劇的な3ポイントシュートについては「ブラッド(ビール)からの素晴らしいパスだった。彼が2、3人のディフェンダーを引き付けて自分はコーナーでフリーだった。彼は信じてパスをくれた。自信をもってシュートを打たなきゃいけなかった。間違いなく大きな3ポイントシュートだった」と振り返った。
イースト1位の76ersに“背水の陣”で勝利した同8位のウィザーズ。シリーズを1勝3敗とし、2回戦進出に望みをつないだ。次戦は2日(日本時間3日)、ウェルズ・ファーゴ・センターで開催される。
(THE ANSWER編集部)