大坂なおみ、全仏棄権に心配の声 WTA創設者「うつ公表は勇敢」セリーナ「ハグしたい」
女子テニスの世界ランキング2位・大坂なおみ(日清食品)は、4大大会・全仏オープンのシングルス2回戦を棄権すると自身のSNSで明かした。試合後に義務付けられていた記者会見に応じない意向を示し、勝利した1回戦はコート上のインタビューには応じたものの会見を拒否していた。うつ病に苦しんでいることも公表した大坂には、テニス界のレジェンド達も「彼女が無事であることを祈っている」「重要なことは彼女に時間を与えること」などと反応している。
自身のSNSで全仏オープンの欠場を表明
女子テニスの世界ランキング2位・大坂なおみ(日清食品)は、4大大会・全仏オープンのシングルス2回戦を棄権すると自身のSNSで明かした。試合後に義務付けられていた記者会見に応じない意向を示し、勝利した1回戦はコート上のインタビューには応じたものの会見を拒否していた。うつ病に苦しんでいることも公表した大坂には、テニス界のレジェンド達も「彼女が無事であることを祈っている」「重要なことは彼女に時間を与えること」などと反応している。
大会前、自身のツイッターに「アスリートの心の健康に配慮がされていないということを度々感じていました」などと記し、全仏オープンでの記者会見に応じない意向を示していた大坂。1回戦には勝利したが、2回戦を迎える前に再びSNSを更新し、大会を棄権することを表明した。
「この大会にとってベストなことは、他の選手、私の健康の為に私が辞退することで、全仏オープンにみんなが集中できるようにすることです。自分が周りの気を散らす存在にはなりたくないし、タイミングが良くなかったこと、発信したメッセージをもっとクリアにするべきだったと理解しています」
このように記し、2018年の全米オープンの頃からうつ病に苦しんでいたとも明かした。大坂に対しては、テニス界から様々なコメントが寄せられている。