ドネアの左で王者は前のめり “ゴング同時の一撃”に海外反響「未だ健在」「凄いな」
ボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦が29日(日本時間30日)、米カリフォルニア州カーソンで行われ、挑戦者の元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)が王者ノルディ・ウーバーリ(フランス)に4回TKO勝ち。王座返り咲きに成功した。3回、終了のゴングが鳴る中で炸裂させた左フックの映像を米メディアが公開。海外ファンから「未だ健在」「いつも左だ」などと反響が寄せられている。
ウーバーリとのタイトルマッチで4回TKO勝利
ボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦が29日(日本時間30日)、米カリフォルニア州カーソンで行われ、挑戦者の元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)が王者ノルディ・ウーバーリ(フランス)に4回TKO勝ち。王座返り咲きに成功した。3回、終了のゴングが鳴る中で炸裂させた左フックの映像を米メディアが公開。海外ファンから「未だ健在」「いつも左だ」などと反響が寄せられている。
38歳が豪快に倒した。3回、残り50秒を切ったところでドネアの左が炸裂。この日最初のダウンを奪うと、続けてラウンド終了間際だ。ゴングが鳴る中、またも左フックが顔面に着弾。ウーバーリは顔をキャンバスにつけ、前のめりに倒れた。フラフラになりながらも立ち上がった王者から、4回にもダウンを奪ったドネアがTKO勝ちを収めた。
実際の映像を米スポーツチャンネル「ショータイム」のボクシング専門アカウントが公開。「WOW」と驚きを文面につづると、海外ファンからは「凄いファイトだ」「なんてラウンド」「おめでとう、ドネア」「ドネアは未だ健在」「ドネアにとっては簡単!」「いつも左フックだ」「凄いな」などとコメントが寄せられている。
終了ゴングが鳴る中での一撃だったため、「ベルの後だ」「2度目のダウンはベルの後のように感じる」などといったコメントもあったが、見事に王座返り咲きを果たしたドネア。試合後のインタビューでは、19年11月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)で死闘を演じたWBAスーパー&IBF同級王者の井上尚弥(大橋)と「また戦いたい」と語っている。
(THE ANSWER編集部)