井上尚弥「ドネア強ぇ!!!」 ウーバーリに4回TKO勝ち、王座返り咲きの38歳に興奮
ボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦が29日(日本時間30日)、米カリフォルニア州カーソンで行われ、挑戦者の元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)が王者ノルディ・ウーバーリ(フランス)に4回TKO勝ち。王座返り咲きに成功した。WBAスーパー&IBF同級王者・井上尚弥(大橋)は、試合直後にツイッターを更新。「ドネア強ぇ!!!」とつづっている。
WBC世界バンタム級タイトルマッチ
ボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦が29日(日本時間30日)、米カリフォルニア州カーソンで行われ、挑戦者の元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)が王者ノルディ・ウーバーリ(フランス)に4回TKO勝ち。王座返り咲きに成功した。WBAスーパー&IBF同級王者・井上尚弥(大橋)は、試合直後にツイッターを更新。「ドネア強ぇ!!!」とつづっている。
モンスターも驚く、38歳のTKO勝利だった。3回、距離を詰めてくるウーバーリに対してドネアの左が火を噴いた。打ち終わりを狙いダウンを奪うと、終了のゴングと同時に左フックを炸裂させて2度目のダウン。なんとか立ち上がったウーバーリだったが、4回も左フックを炸裂させて沈めた。
試合直後、井上は自身のツイッターを更新。「ドネア強ぇ!!!」とつづった。試合前には、両者の勝敗予想をフォロワーに呼び掛けており、「割れるねぇ。。俺はウバーリの僅差判定勝ち ただドネアの一発にも期待!!」としていた。
井上とドネアは、2019年11月7日にワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)で対戦。死闘の末、井上が判定勝ちしている。バンタム級を巡っては、井上が6月19日(日本時間20日)にIBF1位マイケル・ダスマリナスと対戦。WBO王者ジョンリエル・カシメロ(ともにフィリピン)とWBA正規王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)が8月に対戦予定となっている。WBC王座の行方は、4団体統一を狙う井上の今後にも関わってくる。
(THE ANSWER編集部)