マルセロ長男がU-12大会出場、強烈ヘッドで奪ったゴールとは

　海外サッカー、スペイン1部リーガ・エスパニョーラ主催のU-12大会「ラ・リーガ・プロミストーナメント」は28日、レアル・マドリードがヘタフェに5-1で勝利した。レアルの11歳エンゾ・アウベスが強烈ヘッドで得点。父のブラジル代表DFマルセロも観客席で大喜びした動画をリーガ公式が公開すると、海外ファンから「スターの雰囲気」「エグいな」などと反響が寄せられている。

　父も喜ぶゴールだった。レアルが2点リードの前半10分過ぎ、右からのCKにエンゾが頭で合わせた。GKの反応が間に合わない一撃。味方と抱き合って喜ぶ11歳は、他の選手より頭一つ分は背が高い。観客席で見つめた父・マルセロは、黒のマスク姿で両手を突き上げて拍手した。ボリュームある髪形はそっくりだ。

　実際の動画をリーガ公式インスタグラムが公開。スペインのスポーツ紙「ディアリオ・アス」も公開した動画の説明文で「マルセロが息子エンゾを応援する」「レアルマドリードはヘタフェに勝利したが、3点目のゴールはエンゾによる力強いヘディングシュートだった。スタンドにいた父親は本当に嬉しそうだった」と伝えている。

　揃ってレアル・マドリードに所属するマルセロと長男の様子には、海外ファンから「スターの雰囲気」「この父親にしてこの息子」「父親の誇り」「エグいな」「ヒーローだ」「マルセロより良いかもしれない」などと注目を浴びている。