新星チョンの途中棄権は「正しい選択」 マメによる“足かせ”を英解説者が分析
ルゼドスキー氏はフェデラーを称賛「今まで見た中で最高のテニスをしていた」
左足裏のマメで動きが制限された状態では、グランドスラム通算30回目の決勝進出を果たしたフェデラーに太刀打ちできないと、ルゼドスキー氏は分析している。
今大会、元世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)、現在4位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)ら実力者を次々と撃破してきたチョン・ヒョンだが、仮に万全な状態であったとしてもフェデラーの牙城はあまりに高くそびえていたという。
「私はどんな状態であってもチョンがフェデラーに勝つことはないと思っていた。彼(フェデラー)は戦術面で周到だった。今まで見た中で最高のテニスをしていた。彼が今大会で圧倒的な優勝候補だ」
ルゼドスキー氏は、フェデラーが36歳にしてキャリア最高の強さを示していると称賛。今大会好調の世界ランク6位、マリン・チリッチ(クロアチア)との決勝戦でもスイスのマエストローが絶対的に優位だと予想していた。
(THE ANSWER編集部)