大谷翔平と将来主軸に? エンゼルス3Aの“5戦6発男”に米待望「彼を呼んでくれ」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、本塁打数でリーグ2位となる14本塁打を放つなど活躍。投手としても6度登板し、防御率2.37と実力を見せているが、チームは現在ア・リーグ西地区で最下位と苦しんでいる。野手の大黒柱マイク・トラウト外野手を負傷で欠く中、3Aで直近の5戦6本塁打を放っているプロスペクトにMLB公式サイトも注目している。
22歳ジョー・アデル外野手は3Aでトップの10本塁打を記録
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、本塁打数でリーグ2位となる14本塁打を放つなど活躍。投手としても6度登板し、防御率2.37と実力を見せているが、チームは現在ア・リーグ西地区で最下位と苦しんでいる。野手の大黒柱マイク・トラウト外野手を負傷で欠く中、3Aで直近の5戦6本塁打を放っているプロスペクトにMLB公式サイトも注目している。
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近いうちに、大谷とチームを引っ張る存在となるかもしれない。注目されているのは、22歳のジョー・アデル外野手。17年ドラフト1巡目でエンゼルスに加入し、19年のプレミア12には米国代表として参加したプロスペクトだ。20年にはMLBで38試合に出場したが、今季は3Aでプレー中。24日(日本時間25日)の試合では、レフトスタンドへ特大の10号。直近5試合で6本塁打と打ちまくっている。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」などで執筆していたブレント・マグワイア記者は、アデルが特大の10号を放った映像をツイッターに公開。「絶対的な爆弾」などと評した。また、MLB公式サイトは23日(同24日)にアデルが9号を放った後に「アデルがパワーを見せつけた」と見出しを打った記事を掲載している。
アデルは今季、3Aで17試合に出場。10本塁打は両リーグ最多だ。OPSも1.063を記録している22歳について、SNS上では「彼を呼んでくれ」と待望する米ファンも出てきているが、記事では三振の多さを指摘し「エンゼルスは彼を呼ぶ前に、まだ改善しないといけないと考えている」などと伝えている。
マドン監督のコメントも紹介されており「彼が上手く行っていることは知っている。しかし、彼はまだやるべきことがある」「待つ必要がある。私の考えだが、必要だといって誰かに強制的に役割を与えるべきではないと思っている。実際の成長を妨げてしまうことがあるんだ」と話したという。チーム防御率5.21は30球団最下位と投手陣にも改善が必要なエンゼルスだが、攻撃面でアデルの力が必要になる時が来るかもしれない。
(THE ANSWER編集部)