“エース未遂”のウッズ、“いるべき場所”への帰還に歓喜「再び競争を実感できる」
男子ゴルフの元世界ランク1位タイガー・ウッズ(米国)は、25日(日本時間26日)に開幕したファーマーズ・インシュランス・オープン(トーリーパインズGC)で1年ぶりにツアー復帰。初日は3バーディー、3ボギーのイーブンパーで84位タイ発進となったが、ホールアウト後のフラッシュインタビューでは「再び激しい競争を実感できるのは楽しい」と“いるべき場所”に戻ってきた喜びを語った。
ツアー復帰戦初日は松山らと並び84位T発進、16番ではあわやホールインワン
男子ゴルフの元世界ランク1位タイガー・ウッズ(米国)は、25日(日本時間26日)に開幕したファーマーズ・インシュランス・オープン(トーリーパインズGC)で1年ぶりにツアー復帰。初日は3バーディー、3ボギーのイーブンパーで84位タイ発進となったが、ホールアウト後のフラッシュインタビューでは「再び激しい競争を実感できるのは楽しい」と“いるべき場所”に戻ってきた喜びを語った。
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1番パー4で5打を叩き、2018年はボギースタートとなったが、ウッズは崩れなかった。2オーバーで迎えた6番パー5、グリーンまで234ヤードの位置から2オンに成功して最初のバーディーを奪い、後半最初の10番パー4でもバーディー。そして、初日最大の見せ場だったのは16番パー3だった。
223ヤードを6番アイアンで狙うと、爽快なスイング音を残して勢いよく飛んで行ったボールはグリーン手前に落ち、コロコロとピンに向かって一直線。カップからわずかに右に逸れ、約20センチ通り過ぎたところでピタリと止まった。あわやホールインワンという圧巻の一撃に、実況も「うぉーーー、入れ! 入れ! ほとんど目前まで迫りました。見事なショットであることに変わりはありません」と興奮気味に状況を伝え、PGAツアー公式ツイッターも「ワオ! タイガー・ウッズがホールインワン間近だ!」と動画付きで速報した。
16番でバーディーを奪い、初日は3バーディー、3ボギーの「72」。イーブンパーで松山英樹(レクサス)らと並んで84位タイ発進となった。PGA公式ツイッターはホールアウト後のウッズのフラッシュインタビュー動画を公開。「まだ少しだけ錆びているね。再び激しい競争を実感できるのは楽しい。自分の手でトライし、数字を刻んでいくことでスコアボードを作り出しているという実感もね」とツアー復帰の喜びを語った。