超新星チョン、歴史的4強に大会公式も絶賛「母国5100万人を未曾有の地へ誘った」
テニスの全豪オープンは24日、男子シングルス準々決勝で世界ランク58位のチョン・ヒョン(韓国)が97位のテニーズ・サンドグレン(米国)を6-4、7-6、6-3で破り、韓国勢初の四大大会4強入りを決めた。アジア勢としても16年全米オープンの錦織圭(日清食品)以来の快挙となり、21歳の新鋭は5秒間の“至福のバンザイ”が炸裂。大会公式ツイッターは動画付きで伝え、公式サイトで「母国の人口5100マン人を未曾有の地へと誘う」などと絶賛している。
全豪OPで韓国人初の四大大会4強…大会公式は歴史的瞬間を速報「チョンの瞬間だ」
テニスの全豪オープンは24日、男子シングルス準々決勝で世界ランク58位のチョン・ヒョン(韓国)が97位のテニーズ・サンドグレン(米国)を6-4、7-6、6-3で破り、韓国勢初の四大大会4強入りを決めた。アジア勢としても16年全米オープンの錦織圭(日清食品)以来の快挙となり、21歳の新鋭は5秒間の“至福のバンザイ”が炸裂。大会公式ツイッターは動画付きで伝え、公式サイトで「母国の人口5100マン人を未曾有の地へと誘う」などと絶賛している。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
自分でも信じられないようだった。チョンはマッチポイントを奪うと、トレードマークのメガネの奥の目尻が下がった。笑みを浮かべながら、しかし、どこか呆然として現実を受け止められない様子。サンドグレン、主審と握手を交わすと、鳴りやまない大歓声でようやく実感したのか、天を指差して約5秒間、“至福のバンザイ”を繰り出し、歴史的快挙の余韻に浸った。
大会公式ツイッターは「その瞬間。チョンの瞬間だ」と一部始終を題し、動画付きで紹介。別の投稿では「歴代でグランドスラム準決勝に到達した初の韓国人。チョン・ヒョンはサンドグレンを6-4、7-6、6-3で彼方へと吹き飛ばす突風を巻き起こした」と速報している。
さらに、公式サイトでは「準決勝進出を果たした韓国の新星は、世界4位のアレキサンダー・ズベレフ、6度の全豪オープン王者のノバク・ジョコビッチを撃破し、スポーツ界の関心に火花を散らせている。これは彼の母国の人口5100万人を未曾有の地へと誘う結果となっている」と韓国人の快挙を称賛している。