錦織、敗戦の中にも光明「痛みを感じず戦えた」 自身が口にした次の課題は?
5セットマッチに不安残すも3セットマッチなら「大きな痛みを感じなかった」
「僕の手首はまだ100パーセントの状態ではなかった。自分の手首の状態で5セットマッチを戦えるか確信が持てなかった。だから、僕はここにくることを決めました。試合をこなす必要もあった。大きな痛みを感じずに3セットを戦えたことはいいことです。あと一週間ここで練習を積んで、ニューヨークとアカプルコでいいプレーができればいいですね」
グランドスラムで復帰した場合、5セットマッチの負荷に右手首が耐え切れるか不安だったという錦織。この日は3セットマッチだったとはいえ、不安材料が出なかったことは明るい材料だった。
今後は29日にダラスで開幕するチャレンジャーツアーで調整後、2月12日開幕のニューヨーク・オープンで本格復帰を果たす。故障が癒えたばかりの右手首の不安から解放されたことは、完全復活を目指す錦織にとっては大きな第一歩と言えそうだ。
(THE ANSWER編集部)