ロッキーズ戦で今季初安打をマーク

　米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手は17日（日本時間18日）、ロッキーズ戦に先発し7回4安打無失点10奪三振の好投で4勝目をあげた。第3打席には今季初安打となる二塁打をマーク。実際の映像を球団公式が公開すると、米ファンからは「美しいものを見た」「ユウは何でもできる！」と興奮の声があがっている。

　打撃でも魅せた。6-0とパドレスリードで迎えた6回2死走者無しの場面。初球、甘く入った85マイル（約137キロ）を捉えた。打球は快音を残し、左翼線で弾む。大歓声の中、ダルビッシュは余裕をもって二塁へ到達すると、笑顔で両手を突き上げガッツポーズ。さらに空を見上げるようにして喜びを示した。

　これが移籍後初安打。実際の映像を、球団公式ツイッターが文面に「パドレスでの初安打を放ったユウ・ダルビッシュ」とつづって公開。さらに米サンディエゴのスポーツチャンネル「バリー・スポーツ・サンディエゴ」も「パドレスでの初安打を放ったユウ・ダルビッシュ」と文面に記してガッツポーズの動画を投稿し脚光を浴びせている。

　映像を目の当たりにした米ファンからは「ユウは何でもできる！」「YES！　ユウ！」「生で見ていたが燃えた」「美しいものを見た」「ユウは二刀流選手じゃないよね？」「オオタニ以上かも」などと興奮気味の声がコメント欄に寄せられている。

　次の打者に対するワイルドピッチの際に三塁を陥れたダルビッシュは、続くマチャドの打球を遊撃手がエラーした隙にホームイン。チームの7点目を記録し、投打で存在感を示した。